みんなで学ぼうさい-No.6「非常灯」と「誘導灯」
こんにちは。
知っていると役に立つ防災に関する話などを皆さんにご紹介する
お知らせ記事「みんなで学ぼうさい」。
第6回目です。
出かけた際、建物の中でよく目にする「非常灯」や「誘導灯」ですが、
どんな役割をしているか、気にしたことはありますか?
ともに火災や停電など非常時の際の防災照明器具です。常用電源が遮断されても点灯する非常灯回路が内蔵され、
規定された時間の点灯を確保できるように設計されています。
「非常灯(非常用照明器具)」とは、地震や火災などの災害、また事故などで停電が発生したときに
通路や階段、室内の照度を確保するための防災照明器具です。誰もが安全かつ速やかに避難するための設備で
建築基準法で設置が義務付けられています。
非常灯
「誘導灯」とは、非常口(避難口)や誘導経路を教えるためのもので、いわゆるガイド灯といえます。
こちらは、消防法で設置が義務付けられています。
(誘導灯の種類)避難口誘導灯:緑色地に白色矢印で避難出口の場所を示す誘導灯
通路誘導灯:白色地に緑色矢印で避難出口のある方向を指し示す誘導灯
客席誘導灯:映画館など客席のある施設で足元を常時照らすための誘導灯
階段通路誘導灯:階段や傾斜路に設置して一定の明るさを保つための誘導灯
避難口誘導灯 通路誘導灯
客席誘導灯 階段通路誘導灯
普段の生活の中で何気なく目にしているものですが、いざというときには、頼りになる存在ですね。
出掛けた際には、ぜひ気にしてみてください。
身の安全を守るには、日頃から防災意識を高めることが重要です。
現在、千葉県西部防災センターは、感染防止対策をとりながら一部の施設を再開しております。
当面の間、混雑により3密を避けるため、事前予約が必要です。
HPの「団体予約」ページ、もしくはお電話・FAXにて承っております。
千葉県西部防災センター
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