こんにちは。

知っていると役に立つ防災に関する話などを皆さんにご紹介する
お知らせ記事「みんなで学ぼうさい」。
第１2回目です。

みなさんは、「フェーズフリー」という言葉を聞いたことがありますか？
聞いたことはあるけれど、意味は分からない。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

「フェーズフリー」とは、最近注目されている防災の考え方で
               ” フェーズ （phase）” は、日常時と非日常時の境界
               ” フリー （free）” は、解放する、なくす
という意味です。

いつもの暮らし（日常時）と災害が起きた時（非日常時）を分けるのをやめて
日常のものを災害時にも役に立てようというものです。

分かりやすい例としては、「ローリングストック」。
ふだん食べている物や飲み物を少し多めに買っておいて、古いものから順に消費しながら、一定量を備蓄していく方法です。
また登山やキャンプなどに使うアウトドアグッズも、電気やガスなどのライフラインが使えない場所で過ごすための道具として、
フェーズフリーといえます。

災害時のために、防災グッズを備えるのは重要なことですが、いざというときに使い方が分からなかったり、期限が切れていたりしたら、
せっかくの備えを活用できているとは言えません。
ぜひとも、普段の生活の中で活用しながら備えていきたいですね。

身の安全を守るには、日頃から防災意識を高めることが重要です。

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